OBTが始まったTESシリーズ新作カードゲーム『The Elder Scrolls:Legends』のレビューのような感想
TESシリーズ新作のカードゲーム
TESシリーズってなに?
The Elder Scrollsを略して『TES』
1994年から続いている歴史のあるファンタジーRPGゲーム
近年の有名なタイトルでは、
『The Elder Scrolls IV: Oblivion』
『The Elder Scrolls V: Skyrim』
などがあるが、僕は全く触ったことないので世界観はサッパリはてな
たぶん、洋ゲーだし棍棒持ったゴブリンとかスケルトンとかが殴りあって領土を奪い合ってるんでしょ?というイメージしかない
↓こんなん
どんなカードゲーム?
このカードゲームが『何に近い?』って聞かれたら僕はこう答えます
『ハースストーン』×『デュエルマスターズ』だよ、と。
『The Elder Scrolls:Legends』感想。感触としては、ほぼハースストーン×デュエルマスターズ。複数の属性を組み合わせてデッキが作れる。デュエルマスターズの要素としてはシールドとシールドトリガーがある所。 pic.twitter.com/sWPnzSQCNG
— れいる#1218 (@reil_reilst) August 7, 2016
ここがハースストーン
どこらへんがハースストーンかというとバトルフィールドを見たらわかる。
いつものMTGライクなマナ/攻撃力/体力の設定されたカードで、攻撃するとお互いに攻撃力分体力が減る所、完全にハースストーンだ。
ここがデュエルマスターズ
このゲームは赤、青、黄、緑、紫の5つの色から2つまで色を選んで、そのデッキを組む事ができる
ニュートラルカードはあるものの、これはデュエルマスターズの文明とかなり近い。
もちろん多色のレインボーカードも存在する。
そして極めつけは『Prophecy』と呼ばれるシールドトリガーに当たる要素の存在だ。
自キャラクターの周りにはデュエルマスターズと同じ枚数の5枚のカードがセットされており
攻撃されることで手札に加わる。その際にコストを支払わずプレイできるカードがある。
完全にシールドトリガーだこれ
日本語対応はされてない
カードゲーム程度の英語は正直、日本人なら問題ない
ただこのゲーム、ストーリーがあってもちろんボイスからなにまで英語なのでサッパリ
ストーリーはパット見ちゃんとしてそうなので英語なのが残念
正直、日本語化が期待できるかというと微妙な所な気はするんだよなぁ・・・
カードが進化する
シャドウバースのような『こいつ、戦いの中で成長してやがる!』的な進化じゃない
バトル中の進化ではなくカードを手に入れた時にステータスが上がったり効果が追加されたりする
進化は選択肢がでるので、どっちのカードを使いたいか選ぶ、という感じやな
で進化したカードをデッキに入れてデッキ強化という流れ
パックの価格は?
パックの価格自体はハースストーンとさほど変わらない(同じだっけ?)
1パックから出るカードは6枚、ハースストーンよりは1枚多い。
カードのレア度はハースストーンと同じで青がレア、紫がエピック、黄色がレジェンドなので分かりやすかった。
なにからなにまでハースストーンライクな作りである
デジタルTCGとしてみた時に、足りていないなぁと感じる要素は全く無い
ちゃんとバトル中にプレイ履歴も残るようになっているし
モードもストーリーモード、フリーマッチ、ランク戦、アリーナと基本的なものは揃ってる印象
近年ブームとなっているデジタルTCGとしての基本はしっかりと抑えてきているあたり、好感を持てる作りだ
マッチヒストリーが残ってくれるのはいい感じ、ハースストーンにも欲しい要素。
日本で盛り上がってほしいが・・・
ツイッターでも言ったがこのゲームがハースストーンを超えるのは難しいというのが個人的見解
日本人受けする絵ではないし、ハースストーンよりもたくさん新しい要素があるわけでもない。
さらに完全英語というハードルもある。
ハースストーンは『World of Warcraft』、The Elder Scrolls:Legendsは『TESシリーズ』
それぞれ世界観が元からある点も同じだが・・・
『World of Warcraft』の方が世界的に知名度は高いだろうし、今年は映画化もされてノリに乗ってる。
デュエルマスターズに似てるしそっから日本人引っ張れたらワンチャンあるか?
デジタルカードゲームが乱立する中、ハースストーンに少し"色"をつけた程度だと生き残るには難しそう。まるでLoLとDOTAが流行った時あと乗りしてきたCHOとかHotsみたいになるんじゃないかこのゲーム。
— れいる#1218 (@reil_reilst) August 7, 2016
日本語化に期待したい。